六本木ヒルズなどで10月22日(土)から10月30日(日)まで行われる日本最大の映画祭「東京国際映画祭」の記者会見が9月21日都内某所で行われた。
今回で24回目を迎える同映画祭。世界中から厳選された作品の中から"東京 サクラ グランプリ"を選出する「コンペティション」のほか、日本未公開のエンタテインメント作品が集う「特別招待作品」、アジア製作作品に焦点をあてた「アジアの風」、日本映画を海外へ発信していく「日本映画・ある視点」、”自然と人間の共生”をテーマにした特集上映「natural TIFF」など、様々なジャンルの作品を9日間で一挙に上映する。ユニジャパン主催。
同映画祭の依田巽チェアマンは「震災に遭われた方に少しでも映画の力で、勇気を与えられたらと映画祭を開催することに社会的意義を感じております。」と語り、東日本大震災からの日本の復興に貢献する為の「TIFF ARIGATOプロジェクト」展開を発表。募金活動やリストバンドの製作などのほか、「東京国際映画祭 in 仙台」特別上映会を実施する。
また、今年は76カ国975本のエントリーの中から15本がコンペティション部門に選出。日本作品としてコンペティション部門に選出された「キツツキの雨」の沖田修一監督、役所広司が登壇。沖田監督は「コンペに選ばれたということで、とても興奮しております。」と喜びを語り、役所は「今年の東京国際映画祭は、例年とは違って特別な年になりそうな気がします。」とTIFFへの意気込みを語った。
なお、審査委員長にはエドワード・R・プレスマンが決定。また、コンペティション部門以外の全上映作品も発表された。
第24回東京国際映画祭オフィシャルHP
http://www.tiff-jp.net/