ハイパーメディアクリエーターの高城剛氏が9月18日、「高城剛流スペイン的人生の醍醐味」と題したトークイベントを開催。同イベントは、東京・新宿バルト9で開催された「第8回ラテンビート映画祭 LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2011」のスペシャル企画として実施された。
高城氏が現在の活動拠点にしているスペインの自ら撮影した写真のスライドショーとともに、約90分かけてトークを繰り広げ、スペインは音楽、食事、利便性、そして、生活スタイルと全ての点で素晴らしい国だと強調した。とりわけ、スペインにはそこら中にストリートミュージシャンやグラフィティアーティストといった表現者がおり、皆、自由で表現している点に感銘を受けたとのこと。現在、ヨーロッパを含む全ての国で財政が厳しい状況にあるが、スペインに暮らす人々は「お金がないことが不幸せではないとわかっている」とスペイン人の考えについても語った。
高城氏は911の同時多発テロ以降、自分の資産を処分し、テレビも見なくなり、情報をそぎ落としていった。“頭で考えるとネガティブになる。直感的に自分の心で考え続けたい”と高城マインドも披露した。
同映画祭は、南米やスペインのラテン文化圏を扱った作品を上映するもので、東京では9月15日から9月19日に開催。今後、9月22日から25日にかけてT・ジョイ京都で、10月7日から10日にかけて神奈川・横浜ブルクで開催される。
公式サイト:www.hispanicbeatfilmfestival.com