30年ほど前にアメリカ国内で少女にみだらな行為をしたとして、昨年9月スイス当局に身柄を拘束されたのち、12月から同国の別荘で軟禁状態にあったロマン・ポランスキー監督(「ローズマリーの赤ちゃん」「戦場のピアニスト」)について、スイスの司法局は、身柄を米国に移送しないことを7月12日決定。ポランスキー監督は釈放されることになった。
司法局は米国側の資料提供など協力の不備な点などを理由にあげているが、拘束の一報依頼、映画関係者から、当時の被害女性(和解済み)にいたるまで、国内外から釈放を求める声が多くあがっていたもの。