1981年、民主化勢力弾圧のために国家によって捏造された“釜林事件”。この事件を契機に人権派弁護士へと転身した故・盧武鉉元韓国大統領の実話を基にした社会派ドラマ。出演はソン・ガンホ、イム・シワンら。監督はヤン・ウソク。高卒ながら司法試験に合格し判事になったものの、学歴社会の法曹界で差別され弁護士になったソン・ウソク（ソン）。コネもない彼は一計を案じ、まだ誰も手を出していない不動産登記業務に目をつけ、釜山一の税務弁護士として金もうけに走るようになった。そんなある日、馴染みのクッパ屋の息子ジヌ（イム）が公安当局に突然逮捕される。ジヌの母スネに懇願されたウソクは、拘置所まで出向くことになったが面会すらできず、ようやく会えたジヌはすっかりやせ細って痣だらけだった。一体どんな過酷な取り調べが行なわれているのか……