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エディー・レッドメーン

「リリーのすべて」のエディー・レッドメーン

エディー・レッドメーンがトム・フーパー監督と仕事をするのはTV「エリザベス1世 愛と陰謀の王宮」、ヒット映画「レ・ミゼラブル」に次いで「リリーのすべて」が三度目になるが、実は「リリーのすべて」の脚本をエディーがフーパー監督から渡されたのは「レ・ミゼラブル」の撮影中のことだったという。 『「レ・ミゼラブル」のバリケードのセットにいた時に、トムから脚本をもらったんだ。当時はリリーとゲルダのことは何も知らなかった。でも読んでみると、深遠で情熱的で圧倒的な、愛の限界を問うようなラブストーリーだった。僕はトムに「ぜひ参加したい」と伝えたよ。これは真実味のある物語で、あるがままの自分になるために必要なことを伝えているんだ。リリー・エルベは勇気ある女性だ。僕は彼女の世界に入り込んで彼女の内面を洞察した。演じることのスリルは、役になることで自分自身を超えることができることだ』  性別移行した人物ということで、レッドメーンにとっても役作りのためには様々な苦労があったと思われる。 『「リリーのすべて」に出る前には、ウォシャウスキー姉妹監督の「ジュピター」にかかっていたんだけど、ご存知のようにお姉さんのラナも性別移行した人だ。「リリー…」の製作が確定する前だったけど、僕はラナとリリーとゲルダについて話した。ラナはゲルダの絵を持っているんだ。ラナは僕に読むべき本などについても教えてくれた。ケート・ボーンスタインの「隠されたジェンダー」とかね。ラナの僕への教育は、映画のためというより人生の勉強という感じだったね。もちろん、トランスジェンダーのコミュニティーの方たちともお会いして話を聞いた。そういった人々の人生や現実との対処の仕方などをね。リリーはトランスジェンダーのコミュニティーの人々の間ではアイコンになっている。そんな人物を演じられることは幸運だと思ったし、責任感も強く持ったよ』  フーパー監督はリリー役にレッドメーンを選んだ理由として、『彼なら女性的な部分も演じられると思った』と語っているが、それについてレッドメーン自身はどう感じているのだろう。 『その点についてはトムとどれだけ話をしたか分からないほどだ。監督というのはいつも役者の中に何があるのかを探していて、僕たち役者はその役を探し、演じようとするんだ』
(続きはSCREEN4月号で御覧下さい)
photo by Alex Kazanegras

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