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Interview

「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督

映画は劇場で見るべきだという思いに応えて3D版を企画した

――「タイタニック」を再び劇場公開しようと思ったのはなぜですか?

『私は長年「タイタニック」をスクリーンで再上映するチャンスを探していた。なぜならこれは劇場で観るべき映画だからね。そこで私は「タイタニック」を3Dに変換することを考え始め、実際のタイタニック号の沈没からちょうど100年にあたる2012年が、それをやるべき最高の機会になると思ったんだ。私たちは「タイタニック」のフレームひとつさえ変更していないし、船は変わらずに沈没するし、同じような終わりを迎える。それでは今回なぜ3Dを使用するかというと、この作品をスクリーンに復帰させるための概念的なフレームワークにしたかったからだ』

――「タイタニック」を3D版にした意図について詳しく教えてください。

『私は「タイタニック」現象と「アバター」現象の類似点は何かを探り出そうとしたんだ。ふたつの物語はまったく異なり、必ずしも観客層も重なっていないが、ある意味似ていることが証明できた。それは両作品ともに、映画は大きなスクリーンで観たいという人々の思いがあり、3Dがその一端を担ったのだと思っている。この2作品は、映画は劇場に行って観るものだというシンプルな理由付けを与えることができたんだ。もちろん、そのほかにもいろいろな要素があったとは思うけどね。私にとって「タイタニック」は愛しい赤ちゃんのような存在なので、当然ながら今回の3D化の全行程に関わろうと意気込んでいた。まず考えたのは、3D化する以前にどうやって「タイタニック」を100%ベストの状態にするか? ということだった。そこで3D化のプロセスを始める前に、オリジナルの映像を可能な限りクリーンな状態にした。おかげで今回のバージョンは、たとえ2Dの状態で観たとしても、初公開時よりはるかにすばらしい映像になっているんだ』

(続きはSCREEN5月号でご覧ください)

PROFILE
[出生地]カナダのオンタリオ州カプスカシング生れ
[生年月日]1954年8月16日

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