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Interview

サム・ワーシントン Sam Worthington in“Crash of Titans”

あの肉体は地獄の特訓キャンプで鍛え上げられたおかげだよ

SFアクション大作「ターミネーター4」に続いて世界NO1ヒットとなった「アバター」に主演、瞬く間にスターダムのトップへと駆け上がった超新星サム・ワーシントン。そんな彼が、こちらもまた全米トップワンに輝いた最新メガヒット作「タイタンの戦い」をひっさげて、監督のルイ・レテリエとともに再来日。
『この映画の見どころは、スカートみたいな衣装をつけた男たち(古代ギリシャの戦闘コスチュームのこと)だ。丈が短いから女性観客は必見だよ。それと僕の細〜い足もね』
 と、筋骨隆々に肉体改造をした自身の体をわざとおちょくると、レテリエ監督も、
『そうそう、僕が最初に彼に会った時に言った言葉も「足を見せてくれ」だったんだ』
 と言って、二人で大笑いするのである。けれども、こちらがその見事な肉体を称賛すると、突然顔を真っ赤にして照れまくりながら、
『ハハハ、え〜と、とりあえずビールを控えて……ふだん僕はまったく怠惰でワークアウトなんてしないから、地獄の特訓キャンプで監督にみっちり鍛え上げられたんだよ(笑)』
 サムのこの答えに対して監督は、
『謙虚だなぁ。本当は彼はものすごい努力家なんだよ。僕がサムを起用したのは、彼の筋肉がすごかったからじゃない(笑)。主人公と同じ強い心をサムの中に見出したからだよ。(メガネをかけているサムを指し示しながら)実はサムはものすごく目が悪くて、巨大スコルピオンと闘うシーンで手を突き出したら、ものすごい勢いで石に手をぶつけて爪をベロンと剥がしてしまったんだ。それでも彼は、血だらけの包帯のまま撮影を続けたんだよ』
 そんな監督の言葉を聞きながら『いやー、ホントに過酷だったよ』とニコニコしているサムからは、その表情とは裏腹に、映画のためならどんな苦労も厭わない役者魂を感じる。
『超大作に続けて出させてもらったけど、僕にとって作品の規模はあんまり関係ない。オーストラリア製の四〇〇万ドルの作品だろうとハリウッドの一億ドルの作品だろうと、問題は僕自身が入場料を払ってその映画を見たいかどうか、それだけなんだ。映画っていうのは魔法だよね。ただのプロジェクション(投影)なのに、観客をまったく別の世界に連れて行ってくれる。その間だけは、現実の悩みを忘れて旅ができるんだ。その夢の時間を僕ら俳優が与えることができるなら金は関係ない。時間はお金では買えないからね』

PROFILE
[出生地]オーストラリアのパース生まれ
[生年月日]1976年8月2日

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